Date:2007/06/10 21:28
NZドルは高金利通貨として注目されています。
治安が比較的しっかりしているのに、8%前後の高金利。
この治安がしっかりしているというのが、
南アフリカのランドなどとの大きな違いでもあります。
しかし注意したいところは、ニュージーランドが人口 400万人
にも満たない、国という観点から考えると小さな国家であるとも言えます。
また、ニュージーランドは オーストラリアの隣国ということで、
「資源国」 と思われることもよくありますが、経済の中心は農業や林業です。
決して資源国家では無いと言えます。
経済規模も オーストラリアの15%程度弱となっています。
NZドルは、豪ドルとの連動性が高いことも確かですが、
規模が小さいということで、安全性や流動性リスクは
豪ドルよりも大きいという点には注意が必要ですかと思います。
よって、ヘッジファンド等に大きな動きがあると、
一気に崩れ落ちる危険性があるという点です。
高金利という点のみに魅力を感じて、大量に投資を行うと
思わぬ火傷を負う可能性がありますので注意しましょう。
かと言っても、高金利には魅力があるのも事実です。
Date:2007/05/02 22:44
豪ドル同様に高金利で有名なNZドルですが、政府は通貨高で困っている?とも。
NZドルは高金利です。 そのため、豪ドル以上に日本人に人気が高い通貨
として知られています。 投資信託でも 「NZドル建て債券6%」 など。
ニュージランドは貿易赤字国ですが、2005年の経済動向は堅調で、
不動産市場は年10%以上の値上がりを続けています。
この時期、NZ準備銀行(RBNZ)は利上げを継続しています。
そして、さらに人気が上昇と好循環を続けていました。
一般的に通貨高は、通貨発行国にとって悪いことではないのです。
ただその反面、過度の通貨高は国内輸出企業を苦しめることにもなります。
特にニュージランドは特産が少ないのです。
輸出品目の中心は農産・林業で、あとは観光業が主です。
つまり、ニュージランドにとっては NZドルが急騰すれば、国内輸出業者が困り
日本からの旅行客が減ってしまい、円安になれば海外旅行のコストがかさむ為、
ニュージランド経済にとって望ましくない状況と言えるでしょう。
そうした中、2006年初頭に ニュージランドの中央銀行幹部・総裁ボラード氏が
日本に来日、「日本の個人投資家さん、もうこれ以上 NZドルを買うのをやめてください」
と発言したとの一幕もありました。 また、カレンNZ財務相は、
「NZ経済は減速し、NZドルは下落する可能性が高い」 とも。
日本から見れば、80円を割るような円高局面があったその当時は、
トヨタやソニーは、「1円円高に振れるだけで、○○億円の減収になる」
などの報道がありました。 早く為替介入をしろとの示唆ともとれる報道も。
NZドルは豪ドルと似たような動きを見せることが多い。
地理的にも近く、最大の貿易国であることが要因かと考えます。
2000年秋には、ユーロ安を背景に NZドルは対ドルで0.4、対円で43円まで
NZドル安が進みました。 しかし、2001年秋以降、日本政府による大規模な
円売り介入が継続的に実施されたことを背景に、NZドル円は反転し、
2004年 3月には、対円で6年ぶりとなる76円まで上昇しています。
その後も2005年にかけ継続的に上昇し、一時87円台に乗せるまで急騰。
豪ドルが金価格の動向との関連が強く、商品市況が堅調=豪ドル高
のイメージが強いとも言えます。 豪ドル=NZドルとのイメージも強いです。
結果、「商品市況が堅調=NZドル高」 のイメージを持つ個人投資家も多いのでは。
しかし、ニュージランドでは金など資源が取れない。
羊など第1次産業が中心で、そこが豪ドルとの大きな違いでもあります。
ファンダメンタルズ的には下落の可能性もありますが、
日本の個人マネーがNZドルをサポートするのか? 人気だけは続きそうです。